まずは立式です。
年代×性別×人口×飲酒日数×1回の飲酒量×ビール選択率×単価
と置きました。
年代 | 性別 | 人口 | 飲酒日数 | 本数 | ビール選択率 | 単価 |
20~40 | 男 | 1800万人 | 100 | 3 | 20% | 300円 |
20~40 | 女 | 1800万人 | 50 | 2 | 15% | 300円 |
40~60 | 男 | 1800万人 | 50 | 3 | 30% | 300円 |
40~60 | 女 | 1800万人 | 20 | 2 | 15% | 300円 |
60~80 | 男 | 1200万人 | 30 | 3 | 30% | 300円 |
60~80 | 女 | 1200万人 | 15 | 1 | 15% | 300円 |
上記の表は推測/仮定ですので、実数とは異なる場合があります。計算すると約8000億円。
※実際は種類販売合計約3兆1000億円、国税庁『酒レポート』による課税移出数量が約4割→1.2億円程度と推測されます。ある程度近い数字となりました。
アサヒビールの売上向上施策検討
提案の内容確認
本来、ケースを解き始める前に、面接官にある程度質問をすることで、検討しやすくすると良いでしょう。今回は、ある程度仮説をたてながら進めていきます。
また、本来であれば施策から話すべきですが、思考プロセスから記載して参ります。
5年で1割程度という目標が設定されている→酒類市場の縮小を加味した目標設定だと推測しました。
今回、アサヒビールは、業界上位(1〜2位)の販売量を誇っており、「ビール市場の拡大」をする施策が求められていると仮定する。シェアを奪取することも考えられるが、広告費やM&Aの費用がかかり、結果的にジリ貧になることが 推測されるため。
市場分析
・ビール市場はゆるやかな減少(若者のビール離れと言われて久しい)/酒類市場も縮小傾向にある。
・コロナにより飲食店での飲酒機会が減少
・ビールはクラフトビールや、ノンアルコールビール、第三のビール、発泡酒など多様化が進んでいる
・販売方法は飲食店での提供、小売店(酒店、コンビニ、スーパー、一部ベンダーなど)での販売
・横並びで比較しやすく、スイッチコストも低い
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約3000字の解説となっています。
コンサルファーム内定者からの解説となりますので、着眼点など吸収していただけると、今後の就職活動において有利に働くかと思います。
こう言った問題を20問以上、公開予定ですので、ぜひご参考ください。
思考力向上/就活でのパフォーマンス向上のお役にたてましたら幸いです。