前回に引き続き、開発系とインフラ系に分類されない職種についてご紹介します。 今回は、その中でも営業寄りの「ITコンサルタント」と「セールスエンジニア」と「データサイエンティスト」の特徴について解説します。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、クライアント企業が抱えている経営課題を洗い出し、IT技術を活用して改善・解決する方法を提案する職種です。
ただシステムを完成させることではなく、システムの完成によりクライアントの課題が解決されたかどうかが問われます。
費用対効果やスケジュールを含め、システムの分析・選定をするのもITコンサルタントの役割です。
【業務内容】ヒアリング、分析、提案、システム導入支援、現地でのサポート対応
【必要なスキル】コミュニケーション力、プレゼンスキル、IT全般に関する知識、クライアントの業務知識、問題解決能力、経営知識
セールスエンジニア
セールスエンジニアは、エンジニアとしての専門知識を有し、営業をサポートする職種です。
営業担当に同行してクライアント先へ訪問し、自社製品やサービスに関する専門的な説明や技術面からの提案を行う役割を担います。
クライアント側の技術担当者と対等に会話できる専門知識と、専門用語に詳しくない担当者にも分かりやすく説明するスキルが求められます。
【業務内容】システム導入の提案・販売、クライアントとの調整・交渉、技術面からの営業サポート
【必要なスキル】クライアントのシステムに関する知識、技術面の知識、コミュニケーション力、プレゼンスキル
データサイエンティスト
データサイエンティストは、統計学や機械学習を用いて膨大なデータを分析し、クライアント企業が抱えている課題を解決する職種です。
どちらかというとITコンサルタントに近いです。
IT技術の進化により情報収集や蓄積が簡単にできるようになり、それを活用したい企業が増えているため、需要が伸びている職種です。
【業務内容】課題の抽出、分析環境の構築、データの収集、データの加工、データの分析、レポート作成、施策の提案
【必要なスキル】統計解析に関する知識とスキル、データサイエンスに関する知識、データエンジニアリングのスキル、論理的思考力、クライアントの業務知識、経営知識
7回に渡ってエンジニアの職種を紹介してきました。
エンジニアにも色々な職種があるんだなと思いながら読んでいただけたらと思います。
ネオトラ面談を開催しています!
ネオトラ面談では、ES添削や面接対策をはじめとした選考のご相談から、企業紹介など行っています!
服装自由、オンライン、準備するものは特にございませんのでお気軽にご参加ください!
面談予約はコチラ!