前回に引き続き、情報処理サービス業界のSIerについて解説します。
SIerは、企業の成り立ちによって大きく分けると以下の3つに分類されます。
1. メーカー系
コンピュータやサーバなどの製造を行なうメーカーがシステム開発も手掛ける場合や情報処理部門などが関連会社や子会社となってできた企業です。
自社やグループ会社の製品と組み合わせたソリューションを提供するスタイルが多いのが特徴です。
【代表的な企業】日立製作所、NEC、富士通、日立システムズなど
2.ユーザー系
通信、金融、商社など各種企業の情報システム部門が独立し、関連会社や子会社となってできた企業です。
親会社や関連企業からの依頼を中心に受けることが特徴です。
【代表的な企業】NTTデータ、伊藤忠テクノソリューションズ、日鉄ソリューションズ、電通国際情報サービスなど
3.独立系
上記2つとは異なり、システムインテグレーションを目的に設立された企業です。
親会社やメーカーなどに縛られないので、顧客に応じて柔軟にソリューションが提供できることが特徴です。
【代表的な企業】オービック、大塚商会、TISなど
6回に渡ってIT業界の分類について解説してきましたが、次回はいよいよ最終回です。
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